知らせる風 ~香りと記憶で伝えるエアコン~

NEXT AIR PROJECT
投稿 : 2016/9/30(金) /  公開

メンバー紹介

ANGEL VIBES
投稿者

むむりん

アトリエそら

松村 あきこ

Sanae Hanaoka

デザイナー。アートディレクター。フォントクリエイター。デザインスタジオアウラコミュニケーションズ代表。東京都を拠点に、グッズの企画デザインやフォントのデザインを中心に活動しています。
(協)日本イラストレーション協会会員。
著作「FONT × FAN HYBRID 5」(フォント・アライアンス・ネットワーク/共作)。
Wemake×ダイキン工業主催の「NEXT AIR PROJECT」でファイナリスト選出。

料理、読書、海外旅行、ビール、暮らし・インテリア、マーケティング、新規事業開拓

プロダクトデザインとクラフトアートを中心に仕事をしています。

企業の新商品開発、新企画プランナー

パッケージデザイン、展示会場デザインなどトータルデザインが主な仕事です。素材はガラス・漆器が多いです。ガラスは食器、オリジナル照明、モザイク、ステンドのガラスを使った家具デザイン。漆器は食器以外も雑貨や衝立などのオリジナル家具デザイン。



wemake ファイナリスト1回

チームメンバーとして参加 
    伸縮性ひずみセンサC-STRETCHの活用 最優秀賞

公共機関や医師専用サイトなどに携わる一方、アイデアソンやハッカソンに積極的に参加してきました。
ターゲット分析やユーザー視点を踏まえたコンセプト立案、サービス設計、デザインが得意です。

課題や欲求

現代の日本は世界に例を見ない速度で高齢化が進みました。そして、政府において「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進要綱」(平成20年3月28日)が策定されるなど、バリアフリー・ユニバーサルデザインの考え方が重要になる気運があります。
一方で今日の家電製品は空調機も含め、多機能化が進み複雑化し使いづらくなっている面もみられ、高齢者や視力/聴力障がい者にとってはサインが認識しづらい場合があります。

ソリューションと提供価値

エラーやお手入れのサイン表示が認識できず間違った・危険な使い方をしている高齢者や視力/聴力障がい者の方に「風+香り」を使って空調機の状態を感覚的に伝えます。香りは記憶と密接に結びついており、他の感覚器官を使った手段よりも機器の状態を思い起こさせやすいと考えられます。
それにより「年齢、性別、人種や能力の違いに関わらず、より多くの人々にとって使いやすい」というユニバーサルデザインの価値を届けます。

コンセプトの詳細

日本は世界に例を見ない速度で高齢化が進行し、平成26年には65歳以上の高齢者人口は3300万人を超え、総人口に占める割合(高齢化率)も26%となりました。

また、
●バリアフリーとともに、ユニバーサルデザインを併せて推進することを方針とした「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進要綱」(平成20年3月28日)が、バリアフリーに関する関係閣僚会議において決定
● 事業者に障がい者のために合理的配慮の提供を求める「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(平成28年4月1日)が施行
といったことからも「年齢、性別、人種や能力の違いに関わらず、より多くの人々にとって使いやすい製品やサービス、環境をつくる」というユニバーサルデザインの考え方がますます重要になってくると考えられます。

一方、今日の家電製品は、多機能化が進み便利な反面、複雑化し使いづらくなっている面もみられ、高齢者にとっては課題となっています。
特に、エラーやお手入れのサインは、ランプの点滅やエラーコード、報知音でお知らせすることが多く、視力や聴力の低下した高齢者や視力/聴力障がい者にとっては認識しづらく、対処に戸惑う場合が多くあります。

こうした方のために、視覚や音に頼らない伝達手段として「風+香り」を用います。フィルタの交換時期が来たこと、メンテナンスが必要なタイミング、部品が外れているといった機器の状態を、知らせたい人にそれぞれの香りでお届けします。
このような「風+香り」を用いたサインの伝達を、普及率の高いエアコンの報知手段から始め普及して行き、香りと知らせたい情報「終了・危険・異常など」を標準化します。その標準化したサインとしての香りを、必要な場所(例えば、駅の危険箇所など)に展開することで、より多くの人々にとって生活しやすい環境をつくることが出来ると考えます。