接写カメラ不要のmIDoT転写シートや転写テープ

ペンで書いた点とデジタル情報を繋ぐ技術(mIDoT)の活用アイデア
投稿 : 2018/1/14(日) /  公開

メンバー紹介

ma7st
投稿者

大久保亮介
企業担当者

第4回リキテックスビエンナーレ奨励賞。第6回リキテックスビエンナーレ特別賞。第8回リキテックスビエンナーレ奨励賞。アラカワアートフェステバル彫刻特賞。足立野外彫刻展設置候補。エプソンカラーイメージコンテスト・2001グラフィック+アート部門入選。JS第5回エッセイコンテスト最優秀賞
絵本「父は空母は大地」パロル舎版ロクリン社版他多数
ポスター89年東京国際映画祭 劇団四季ミュージカル「嵐の中の子供たち」「ガンバの大冒険」「魔法をすてたマジョリン」他多数
健康・伝統工芸・装飾の分野が得意

UX/HCDの研究開発(プロセス作り、ツール開発)に10年従事。
現在は新規事業開発に携わっています。
「人の体験」の観点を大事にしています。

課題や欲求

ペン描きのmIDoTは溶媒を吸収しないプラスチックや金属上で乾くのが遅い。老人や手先が不自由な人はペン描き入れやカメラ撮影は苦手だ。本案はそれらの問題を解決する。

ラメ入りのインクやプラスチックやセラミック製の堅牢なmIDoTを転写テープ・シートとして量産。mIDoTは生産工程で読み込み登録を済ませる。転写テープは文字修正テープ様のカートリッジ式にすると現場で使いやすい。

手描きmIDoTでは、アルコール、有機溶剤などで簡単に落ち熱にも弱く、大量需要が見込まれる電子通貨代用や工場・病院での利用は難しい。しかし、水・有機溶剤・薬品・高熱摩擦に耐える堅牢なmIDoTを量産すれば、スマホ代わりの極小電子通貨としても利用できる。

転写テープ・シートのmIDoTは粘着剤や接着剤、あるいは焼き付けで対象に固着させる。ドットは円形だけでなく星型、ハート形とカラフルにできる。カラフルなら、使用者は好んでグッズ、カード、ネイルなどに貼り付け、イベントや画像動画をクラウドにアップして楽しめる。

堅牢なmIDoTはパスポート代用にしたり、重要書類・個人医療情報源とできる。

ソリューションと提供価値

転写テープ・シートのmIDoT1000個の場合は000〜999と通し番号が併記される。

mIDoT転写テープ・シートにはQRコードと登録番号が記される。
使用者はPCかスマホにQRコードを読み込ませるか登録番号を入力。すると入力フォームが表示される。

ドットを対象物に貼付し、通し番号を入力フォームに記入し、関連データをクラウドにアップし、通し番号を取り除く。フォームにはドットの型番が〇〇AIB35/N:12345などと表示。使用者はドットの通し番号を〇〇に記入。クラウドサーバーの使用料は転写テープやシート代に含めておき、使用者に新たな負担を求めない。

堅牢なmIDoTができれば、極小電子通貨だけでなく、パスワードの秘匿性の高い記録場所として使える。その場合、本人確認用のパスワードを更に組み合わせれば万全。

キャッシュレス時代にスマホの電池きれや故障は大変な事態だ。その時、指輪などに固着された極小電子貨幣はスマホに代わり威力を発揮する。堅牢な固着方法は飾り職の技法で指輪の凹部にラメ入り七宝を溶着させる。

食べられる素材でもmIDoTは制作可能だ。

コンセプトの詳細

接写カメラが必要な手描きmIDoTは高価な宝飾品や個性的な手製カードや美術品向きだ。
カメラ不要のセラミックやプラスチックなどの堅牢なmIDoTは転写テープやシートとして量産。そのmIDoTは生産工程でカメラ撮影し登録を済ませておく。クラウド使用料は転写テープ・シート代に含めておく。

堅牢なmIDoTはスマホやプリペイドカードの代替えにできる。
キャシュレス社会は世界の潮流だが、スマホやカード決済では電池きれ故障破損紛失が起きると万事休すだ。しかし堅牢なmIDoTを結婚指輪などに固着させ、いつも身につけておけば、極小電子通貨として使うことができる。それはスマホ所持が難しいジョギング、水泳などのスポーツ時でも役立つ。

既成の指輪などに設定する場合は、指輪の腕などに浅い穴を開け、ラメ入り七宝をガスバーナーで加熱溶着しカメラ撮影の後登録する。宝石入り指輪の場合、専門職人は湿した綿や紙で宝石部分を覆って加熱による破損を防ぐ。

電子通貨mIDoTは規格化した形状のチタン、あるいは貴金属製指輪・ブレスレットなどに堅牢なmIDoTを固着させるのが実用的だ。その規格に合わせた読み取り端末を量産すれば店舗レジに普及する。

mIDoTを電子通貨とする場合は紛失に備え、本人確認パスワードと組み合わせておくと万全だ。一時使用の場合は有効時間を限定設定することで不正使用を防ぐ。

電子通貨代用mIDoTをプリペイドカードに当てはめて説明する。
バリューはmIDoTに関連づけられたクラウドサーバー上に構築。買い物によってクラウドのバリューは減算され,同時に店側のバリューが加算されて支払は完了。QRコードでも可能だが、大きくて美しさに欠け偽造も簡単だ。堅牢で美しく小さなmIDoTなら汎用品から高級品まで使え偽造も難しい。

mIDoTをパスポートなどの重要書類代わりにできる。
従来のパスポートや契約書などの重要書類にmIDoTを固着させれば偽造ができなくなる。堅牢なmIDoTなら、車、飛行機、船、カバン、登山用リュック、救命胴衣、認識票と持ち主を証明したいすべての物件に使用可能だ。
登記証代わりの堅牢なmIDoTをボルトと一体化して家の大黒柱に埋め込めば、被災時の我が家確認に役立つ。

ネット社会で汎用されている一般的なパスワードは脆弱で容易にセキュリティが破られる。しかし、mIDoTを使えば長大なパスワードの設定が可能で、秘匿性強固な保管場所にし、必要時に一瞬で入力できる。

関連事項

mIDoT転写はテープだけでなく、若者好みのカラフルな10個ほどのドットの安価なmIDoT転写シートにすれば普及が進む。例えば星型やハート型のmIDoTはネイルに添付しても美しく、ハンズフリーで入場切符や鍵として便利に使える。

量産転写テープやシートには入力フォーム読み込みのためのQRコードと通し番号の登録済み型番番号を掲載。対象物にmIDoTを貼り付け、入力フォームに通し番号と必要事項記入し、データアップ。
説明図はmIDoT転写テープを文字修正テープにのようにカートリッジ式にしたものだ。

金属箔入りガラス・セラミックのmIDoT、あるいは、ラメ入りプラスチックのmIDoTなら工業用品から美術品まで用途が広がる。

小さな機械部品や電子部品に固着させれば、組み立て現場で詳細なマニュアル確認が容易になる。大型機械組み立て作業でもmIDoTが部品に添付されていたら作業は効率化する。

美術品・工芸品・陶器・彫刻、絵画・ブランド品、全てにおいて作家は手作業でエポキシ樹脂などで描いたり、七宝を焼けつけることを好むだろう。なぜなら贋作防止だけでなく、来歴などと関連づけられる体。更に作家は自由な手描きmIDoTを好むはずだ。それはQRコードなどでも可能だが大きすぎて美しさに欠け偽造も容易だ。

殊に贋作の多いブランド品にラメ入りエポキシ樹脂でmIDoTを描けば贋作防止に有効だ。mIDoT箇所のみを本物から切り取り、贋作に貼り付けることは可能だが大量生産は難しく利益が出ない。その結果、贋作作りはなくなる。

セラミック製mIDoTをペットの歯などに接着させて迷子札にする。

重要文化財、例えば、お城の石垣の石一つ一つにセラミック製mIDoTを固着させておけば、地震などで崩壊した時の再築に役立つ。

mIDoTを食用可の銀箔入りのゼラチンなどにすれば、食品や医療用薬に使える。
薬カプセルや錠剤に効能・副作用・使用方法などを結びつければ、医療現場での薬の誤用を防ぐことができる。ケーキやクッキー、飴菓子、食品などに直接貼り付ければ、食品名、産地、レシピやメッセージなどを参照できる。