(幼稚園に通っている)子供と親とのキズナをより深められるライブカメラロボット

Innovation by Robot
投稿 : 2018/12/20(木) /  公開

メンバー紹介

r.f.
投稿者

TAKEBON
チームメンバー

Kinu Kano
チームメンバー

Kazuma Kubono
チームメンバー

名古屋市立大学大学院卒業
主にUXデザイン・プロダクトデザインを専攻。
現在は大手家電メーカーに勤務し、製品開発からサービス開発・ブランディングなど
幅広いプロジェクトに携わっています。

プロダクトデザイン、3DCG、イラスト、企画提案など得意としています。名古屋在住。製造メーカーで企画デザイン開発に11年従事。現在は通販会社に勤務し健康・美容に関わる医療機器・雑貨などのマーケティング・企画・プロダクトデザインに携わっています。発想WS、グラフィックファシリテーション等得意です。

■Wemake実績
・富士ゼロックス 価値あるコミュニケーション 最優秀賞
・ダイキン工業・京セラPJ ファイナリスト・プレゼンター
・積水化学・AHMプロジェクト 最優秀賞メンバー

プロダクトデザイン GUIデザイン インターフェース全般 グラフィックデザイン ブランディング


【Wemake参加】

IbR PROJECT 主催 Innovation by Robot 最終審査コンセプトチームメンバー

【アップサイクルプロジェクト推進中】
HP:http://www.reborndesignlabo.com/

2018年パナソニック社(デザインセンター)退社。2019年2月U.K Concept&design開業。医療機器から家具設計、照明器具から計画、家電商品のデザイン開発を行う。時代に先駆けした3D技術をいち早く身につけ新価値創造商品を作ってきた。
詳細はhttps://kazmax2.wixsite.com/website-6

課題や欲求

<ターゲットユーザー>
メインターゲットユーザーは幼稚園に通う子供と、その両親です。
<背景>
現在日本では、共働き世帯の増加が進んでおり、親子でコミュニケーションを取れる時間がますます減っていくことが予想されます。特に、子供が幼稚園に通い始めると、親子で関われる時間がさらに減ってきてしまいます。
<欲求>
幼稚園に通い始める時期の子供は、幼稚園でもお父さんお母さんとコミュニケーションをとりたいし、幼稚園での出来事を伝えたいと考えているのではないでしょうか。
また、共働き中の親としても、先生に子供を預けているとはいえ、幼稚園にいる子供がどんな様子かというのは気になると思います。特に大規模な幼稚園だと、先生一人当たりの子供の人数が多いので、自分の子供に目が配られているか不安になるのではないでしょうか。
<コンセプト>
親にアピールしたいという子供側の心の声と子供を見守っていたいという親側の心の声に対し、本提案のコンセプトを、大切な家族の絆をより深めるこらからの時代の良質なコミュニケーションとしました。

ソリューションと提供価値

本提案[ChilCa]は、幼稚園の教室1室ごとに規模に応じて数台設置します。
機能としては、360°ライブカメラモードと、子供アピールモードの大きく二種類のモードがあります。
<360°ライブカメラモード>
360°ライブカメラモードでは、ChilCaが教室内、室外を自動で走行し、園児を撮影します。その撮影されている映像は、ChilCaアプリに登録した両親がリアルタイムで見ることができます。また、先生の追尾・自動走行の2パターンが選択できます(タブレットのアプリ等により先生が操作)。
『このモードでは、先生だけではなく、親が子供を見守れるという防犯機能に加え、普段家では見れないような子供の成長を発見できるきっかけになります。』

<子供アピールモード>
子供が親にアピールしたい時に、ChilCaを呼ぶことで、子供アピールモードが起動し、自分の親にだけアピールした映像を送信することができます。
『このモードでは、縄跳びが飛べるようになった等幼稚園の中で起きた、子供の伝えたい出来事を、映像を通じることで、親子の新しいコミュニケーションを生むきっかけとなります。』

コンセプトの詳細

【価値】
1.何気ない幼稚園内の子供の様子を見守ることができ、ふとした子供の成長を感じることができる。
2.(ライブカメラを搭載しているため、)リアルタイムで子供が親に対してアクションを起こすことができる。


【既存にある、園児用見守りロボット(競合製品)との違い】
既存の見守りロボットとの差別化として、室内、室外を動き回るという大きな相違点がありますが、これは、カメラが定位置に置かれることによって、一定の子供しか撮影されないことを防ぐためです。また、レンズが一点だと、子供がカメラ部分を意識しすぎてしまう可能性があるため、複数のレンズがある360°撮影できるカメラにすることで、普段の幼稚園での生活に馴染むことができ、ふとしたタイミングに起こる子供の成長を見ることができます。
また、防犯も兼ねており、カメラの死角を防ぐ目的でも移動できることは重要と考えております。

【幼稚園の運営、先生側のメリット】
幼稚園では、先生の人手不足という大きな問題を抱えています。中には、マンモス幼稚園と呼ばれる大規模な幼稚園が増えてきており、そこで働く先生の負担が非常に大きいという現状があります。
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具体的に、先生の1日の業務の例としては、以下のようになっています。
06:40 出勤 (教室の整理、事務所の整理、子どもを迎える準備)
07:00 子どもの登園 (園庭やいろいろな場所の遊びの設定や危険がないかなどの確認)
8:30 登園 (登園した子をチェック)
9:00 自由遊び (自由に子供を遊ばせる時間。もしくは勉強、工作)
11:00 季節の遊び (お手玉や羽子板、コマ回し、すごろく、園外でのイベント事等)
12:15 昼食 (食事中のマナーやルールを守れるように指導しながら過ごす)
13:30 降園 (1日の子供の様子を親御さんに説明、後片付け)
14:00 反省会 (預かり担当の教諭以外は一日の反省会を行う)
15:00 事務作業や行事の準備など (自分のクラスや学年の仕事、行事の出し物の準備や事務作業などを行う)
以降 (子どもと過ごす以外の部分でも、幼稚園教諭の仕事には様々なものがあり、日によっては夜遅くまで業務が続くこともある)
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このように、先生の1日の業務は多忙を極めていますが、特に大変な業務が以下の項目です。
a.降園時の親御さんへの説明
b.日常時・イベント時の子供の様子の記録管理
先生の仕事は、預かった子供を見守ることだけではなく、一人一人の子供の様子を親御さんへ伝えるため、一人で多くの子供たちを管理しなければならず、さらにカメラ等で記録をし、管理しなければなりません。ChilCaは、そんな先生への負担軽減に貢献します。
ChilCaの360°ライブカメラモードにより、子供達の様子をリアルタイムで親御さんが見ることができるだけでなく、先生側では、顔認証機能により、子供ごとに映像が自動で振り分けられ、ChilCaに記録されます。これにより、降園時にChilCaにまとめられた動画データを見せながら
親御さんに子供の1日の様子の説明することができます。
また、ChilCaに集められた子供のデータは、最終的に卒園式のアルバムやスライドショー等の作成時に利用することができ、業務の効率化が期待できます。


【サービス】
ChilCaは幼稚園を対象としたBtoB向けのサービスであり、本プロジェクト関係者様が幼稚園に対し月額制サービスという形で提供します。サービス料は、ChilCaの導入数に比例します。


【マーケティング】
本プロジェクトが進行した場合、初期段階では私立幼稚園への導入を目指します。理由としては、比較的保育料設定の自由度が高く、親御さんが子供の小学校受験を考えている場合、子供の勉強の様子等見守れるChilCaに魅力を感じていただける期待値が高いからです。また、ChilCaの防犯機能の本質は、不審者の特定ではなく、ChilCaの存在自体が犯罪の抑止となり、安心できる幼稚園であるというブランド価値も高めます。
その後、ChilCaに、ある程度の収益が見込めた場合、サービス料を抑えることで、公立幼稚園等へと市場を拡大していけるのではないかと考えております。