そばにいる相棒ロボット車いす『OTOMO(おとも)』

Innovation by Robot
投稿 : 2019/1/14(月) /  公開 受賞

メンバー紹介

石山節子
投稿者

柏村安良理
チームメンバー

地村貴士
チームメンバー

両親の介護の後、理学療法士に転職。高齢者のQOLを上げようと活動展開中^_^
医療や介護の分野を市場調査を兼ねて横断的に観察、業界内では既知の問題を異業種のチカラで解決するべくwemakeに提案をしています。
電気工事士、おもちゃインストラクター。リハビリ機器の特許あり。

IbR-COMPETITION 優秀賞
DUNLOP INNOVAITIO CHALLENGE 特別賞(協業進行中)
バンドー化学 POLA 資生堂 大成化工 アネスト岩田 ゲオ各社PJのファイナリスト

BEACH CRAFT 代表
https://www.beach-craft.com/
デザイン・エンジニア。


モーターサイクルのデザインからはじまり、あらゆる分野のデザインをしています。

・元日本インダストリアルデザイナー協会会員
・元日本認知科学会会員

生後3ヶ月のときの医療ミスで脊髄損傷となり車イス生活となる。大学卒業後、就職がうまくいかず悩んでいたとき、現職場の重度の脳性まひの当事者と出会い、その先輩当事者の自立生活や障害者の仲間を支える自立生活運動に感銘を受け、現在はNPO法人代表として、地域でくらす障害者の仲間の地域自立と社会参加に向けた活動を行なっています。
また、アジア各国の障害者仲間とも親交を深め、2004年よりアジアの障害者支援の活動にも取り組んでいます。
趣味:プロレス観戦、旅行、パチンコ

課題や欲求

車椅子を押すという動作に毎日一体どれだけの人が関わっているでしょうか。
そしてその時なにかポジティブな気持ちになれているでしょうか。

車椅子はずっと漕ぐか、ずっと押されるか、ずっと操縦するか、どれかでしか移動をなしえません。
ずっと漕ぐ人も、ずっと操縦する人も、いずれずっと押される人になります。

押す人にとって車椅子の機能に在ってほしいのが「アシスト」です。
押すのを手伝ってくれたら、坂道で押す力や止める力をアシストしてくれたら楽なのにと思っています。

ですが、本当にそれが必要でしょうか。

押す人の二本の腕は「荷物を持ちたい」「傘を持ちたい」「手をつなぎたい」「服を押さえたい」「汗を拭きたい」押す以外にできるはずのいろいろなことができません。
原因は押さないといけないからです。
押される人にとっても押されないといけない。
ここに疑問はないでしょうか。

車椅子は50年ほぼ変わっていません。そしてその使い勝手をみんな「こんなもんだ」と思っています。

あたかも人格を持ったような相棒がいれば素晴らしい世界が世界中に広がります。
既存のメーカーではなしえない改革に挑戦しましょう!

ソリューションと提供価値

御社のロボットに"乗用"という機能をプラスし、周りにいて・ついてくるもの・自動でも自分のために働くものに対する愛着がわくというココロを作りだします。
「車椅子持ってきて!」ではなく「OTOMO呼んできて!」という状況を想像するとワクワクしませんか?

iRobotルンバが名前をつけられてペットのようになっていたり、惑星探査機ハヤブサを応援したり帰ってきて燃え尽きた時に寂しくなったりした、あの感じです。

乗る人にも、乗る人に関わる人にも、助っ人と思われ、相棒として存在できる移動支援carecarというジャンルを作ります。

医療関係者以外の人には場面が想像しにくいので、イラストをどうぞ!

コンセプトの詳細

道具の”車椅子(wheel-chair)”から相棒”OTOMO(おとも)(care-car)”に


一般的に頭に浮かぶ車椅子以外にも、子供用の車椅子・バギー、老人用歩行補助車、ベビーカー、双子・三つ子用ベビーカーなど押したり引いたりして使うものへの転用は、室内・屋内にも屋外にも使用シーンが存在します。

特に障害児用の車椅子・バギーは、ベビーカーのように卒業することなくずっと押す生活が続きます。しかも多くの場合本人が操縦する状況にはなりません。
もし練習できる可能性がある子がいるとして、練習するときに安全確保した練習方法もないのが現状です。

このジャンルにはとても大きな可能性があります。
たとえばハイバックにして立位での移動支援も可能になります。現在病院のリハビリ室などにある立位練習台は、移動不可の据え置き式で、立つ楽しさには全く繋がっていません。

人間は動物です。動く楽しみを、なるべくならあまり周りの重荷にならずに実現できる可能性が、この企画にはあると考えています。