フレキシブルバケットシート

素材に動きや弾力を生み出す技術(CAMs)の活用アイデア
投稿 : 2019/3/1(金) /  公開

メンバー紹介

HORI
投稿者

水野俊佑
チームメンバー

山口 総一郎
企業担当者

富田 秀敏
企業担当者

上原 直樹
企業担当者

【2013年4月〜2019年7月】
自動車サプライヤーのデザイン部署
【2019年8月〜】
光学機器・精密機器メーカーのデザイン部

プロダクトデザインやUI/UXデザイン、アニメーションのデザインなど幅広く対応しており、デザインだけでなく新規事業立ち上げ経験もあります。

Wemake活動歴------------------------------
三井不動産レジデンシャル PJ : 最優秀賞
NEC PJ:優秀賞
他2件ファイナリスト選出

2013年 株式会社ブリヂストン入社。
有機繊維、天然ゴムのバイヤーを経験。
2017年 本田技研工業株式会社入社。
鋳造、鍛造部品のバイヤー経験後、
電動領域の機種開発プロジェクトリーダーに就任。


【実務経験】
量産機種立上げプロジェクト
サプライヤーチェーン上、各セクションにおけるコスト改善施策の立案、実行
サプライヤ戦略策定
天然ゴム、有機繊維、鋳造鍛造製品の価格交渉、買付
輸出入実務

Nature Architects株式会社
プロジェクトマネージャー

三井化学

三井化学株式会社入社後、重合触媒の研究開発に従事、その後、機能樹脂事業本部、モビリティ事業本部にて、新製品開発に従事、現在、次世代事業開発室で新事業創出に従事

課題や欲求

サーキットでのスポーツ走行ではシートが大変重要なパーツである。
横Gが大きくかかるため、通常のシートでは体をホールドしきれないため、バケットシートを使用する必要がある。
バケットシートとは、肩、脇腹、腰、腿の体側を覆いホールド性を高めることで、運転手が踏ん張らなくても運転操作が行えるものである。
バケットシートには以下のようなメリットがある一方でデメリットもある。

[メリット]
・運転姿勢の保持
・骨盤や背骨の角度を適正化し、神経痛を防ぐ(腰痛に良い)
・事故時の安全性確保
・通常のシートより軽量
・長時間ドライブでも疲れにくい

[デメリット]
・乗り降りがしにくい
・後方確認がしにくい
・伸びなどの行動に制限がある

車は高価なものであるため、サーキット走行する車が、普段使い用でもある人は多い。
サーキット走行も普段使いも両立したいという欲求にアプローチする。

ソリューションと提供価値

CAMsの技術を活用することで、シート形状が変化するシートを提案する。

[仕様]
・座っていない時はフラットな座面と背面になっており、乗り込みやすい
・シートに座ると、体重によって座面と背面の形状が変化し、体を包み込む
・弾力によって立ち上がりをサポートしつつ、フラットになることで、降りやすい
・背もたれから体を起こせば、背面がフラットになり、後方確認や伸びも可能
・CAMsの特徴である、部品点数の少なさにより、計量化も可能であり、スポーツシートとして最適

[提供価値]
・サーキットと普段使い、どちらも妥協しない使い勝手
・「神経痛を防ぐ」バケットシート効果と「普段使い勝手」の融合により、サーキットだけでなく、高齢者に優しいシートでもある

ロードスター、スイフトスポーツ、シビックタイプRなどのスポーツカーが続々登場し、今後も新たなスポーツカーの発売が控えている。
再び活性化していくサーキット走行に向けた新しいスポーツシートを提案したい。