柔軟性のある装具

素材に動きや弾力を生み出す技術(CAMs)の活用アイデア
投稿 : 2019/3/11(月) /  公開

メンバー紹介

ゆか
投稿者

タカハシ
チームメンバー

山口 総一郎
企業担当者

富田 秀敏
企業担当者

上原 直樹
企業担当者

特別養護老人ホームで勤務している作業療法士です。入居者様に最後の生活の場として少しでも快適に過ごせるよう働いています。また、オーストラリアでリメディアルマッサージの資格を取得し、そこで生活した経験から物によるバリアフリーだけでなく心のバリアフリーの大切さを知りました。コロナ禍に絵を描き始め、私の絵を必要としてくれている方に降りてきたイメージの絵を描いています。

デザインで人々の生活を豊かにすることを目指して活動中。
現在はメーカーのデザイナーとして、プロダクトやUI/UXデザインを取り扱っている。
2018 ISHIZUKA BUSINESS DESIGN PROJECT 特別賞受賞(チームメンバーとしてコンセプト・外観担当)
2021 TOYO SEIKAN INNOVATION CHALLENGE ファイナリスト

Nature Architects株式会社
プロジェクトマネージャー

三井化学

三井化学株式会社入社後、重合触媒の研究開発に従事、その後、機能樹脂事業本部、モビリティ事業本部にて、新製品開発に従事、現在、次世代事業開発室で新事業創出に従事

課題や欲求

四肢が麻痺したり筋力が低下し、個々の関節が自分の力だけで固定できない方の固定装具として。一般的に存在する固定装具は固定力が強すぎてしまい、一方行だけの固定が必要なのにもかかわらず、関節すべてを固定してしまうことがほとんど。医療用語を使用して例を挙げると、手関節の屈曲方向のみ制限するように固定したいと考えた時に従来であれば屈曲・伸展ともに固定せざる負えない。この技術を使用することで、屈曲方向のみ制限できるよう固定し、伸展はできるように使用できるのではないかと考える。その場合、ALS患者などで手関節の筋力が不十分な方でも手をある程度固定しながらも、本人の意思で多少は動く装具が作れるのではないか。

ソリューションと提供価値

この技術を使用して手袋やサポーターのようなものと組み合わせて、履いたり付けるだけで簡単に関節の固定ができるようになる。上述した通り、関節の一方行のみ制限や固定をし、反対方向ヘは動かすことができるような装具を届けたい。
固定力もあり、柔軟性もある今までになかった装具を実現したい。また、今まであるものだと装着に手間がかかり誰かの手を変えいなければならないものが多いため、片手でも装着できるような手袋型のようなものであればより一層使用できる症状の幅が広がると思われる。

コンセプトの詳細

一般的にインターネットでスプリントや装具と検索し出てくるものは下記のようなものです。固いプラスチックのような素材でできた板を熱で溶かし、それぞれの体に合ったものを作っています。これらは関節を固定できるため、骨折や麻痺して拘縮を起こしそうな方に使用することが多いのですが、筋力が極端に低下した方に使用するには不便な部分も多いです。一方行にしか曲がらない様に作ったこの素材を使用し関節を固定しながらも、反対方向には動くものを作りたいです。