伸縮性ひずみセンサC-STRETCHの活用アイデア

2020/6/3(水)
C-STRETCHに関するQ&A集

こんにちは!Wemake運営事務局です。 C-STRETCHに関するQ&Aを共有させて頂きます。 ぜひ、コンセプト提案のご参考にしてください!

Q1.センサの材質は?

A. センシング部分はエラストマー(ポリウレタン)とカーボンで構成されています。外装にはニット素材(ポリエステル)をもちいています。

Q2.測定の方式は?

A.静電容量式です。

Q3.計測可能な伸びの範囲は?

A.100%伸長(元長さの2倍の長さ)まで計測可能に設計しております。

Q4.このセンサは何を測っていますか?

A.1軸伸長では長さに比例します。2軸伸張では面積の2乗に比例します。 外装にニット素材(ポリエステル)を用いた場合には、使用しているニットが1Wayのため1軸伸長での使用になります。

Q5.計測の速度は?

A.販売している標準キット(KIT BT01)では、デジタル化のサンプリングが10Hz(100msec)です。アナログ出力に切り替えが可能です。アナログ出力では連続的に電圧が変化します(ただし内部デジタル処理のため元となるデータが100Hzとなります)。 用途に応じて設計を行えば、サンプリング速度は変更することができます。例えば100Hz。

Q6.認測定時の分解能は?

A.標準キット(KIT BT01)では、デジタル化の分解能に依存しており、分解能は約0.3mmのため、1mmオーダー以上の計測にお使いいただけます。 用途に応じて専用設計する場合、微小な変形の感度に持たすよう分解能を高めることができます。例えば0.1mmのオーダーの感度。

Q7.測りたいものへの固定は?

A.センサ素子のファブリックは専用の粘着ゲルシート(交換可)にて固定が可能です。

Q8.圧力やせん断力は測れますか?

A.力は測れません。長さ、面積変化を測ることが出来るセンサです。

Q9.水に濡れても計測出来ますか?

A.静電容量式のため、水(導電体)との間に生じる静電容量が上乗せされ、計測に対してはノイズとなります。 この外部との容量性ノイズを軽減したタイプがあります(わずかに影響は受けます)。 ケーブル, コネクタ, トランスミッタ等の防水対策を行えば、水に濡れても計測は可能です。 ただし、有機溶剤や油に対しては耐性がありません。

Q10.使用可能温度は?

A.通常のご使用範囲は10℃から40℃としています。

Q11.温度変化による出力変化はありますか?

A.センサ部およびトランスミッタ部はそれぞれ温度の影響を受けます。 温度係数は保証値ではありませんが目安として、センサ部の温度特性は約-0.3%/℃、トランスミッタ部で約+0.2%/℃の温度係数を持ちます

Q12.角度を計測することができますか?

A.センサは曲げに対して感度を持ちません。 角度を計測する場合には、角度により長さが変化する箇所に取り付けて計測することができます。

※ 追加で質問がございましたら、更新させて頂きます。