老舗音響メーカーが振動と音の活用アイデア募集

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老舗音響メーカーが振動と音の活用アイデア募集

賞金総額 3,000,000円
提案〆切まで 終了
採用点数 3案予定
主催企業 フォスター電機株式会社
募集内容

多彩な振動感を表現できる振動デバイスの活用アイデア

提案締切日06/27(日) 23:59
求めること
  1. 当該技術を活用する必然性があること
  2. リアルで切実な課題であること
  3. 有望な市場であること
受賞後の扱い
  1. 受賞コンセプトの社内検討(3ヶ月)
  2. 実現可能性・ビジネス性検証(6ヶ月)
  3. 試作開発・検証(12ヶ月)

※ 本プロセスについては、あくまで予定になっております。

営業本部 副本部長
マーケティング部 部長
田中英行
当社は70年以上の歴史を持つ音響機器メーカーで、スピーカーやヘッドフォンのOEM, ODMを主力製品としております。車載用スピーカーにおいては、世界中で約3台に1台が、当社のスピーカーをご愛用頂いております。最近では、音響技術を応用した振動デバイスを次世代ゲーム機コントローラにもご採用頂いております。

今回は、様々な分野におられる皆様から広くアイデアを募ることで、その最先端の振動デバイスの可能性を広げ、社会の中で役立つ新たな価値を共創していきたいと考えております!私たちからは、これまでの知見や技術を精一杯提供しますので、皆様からは多くの人が抱える問題を解決したり、ニーズを満足させられるような、新たなコンセプトを期待しております。素晴らしい製品を共創しましょう!
多彩な振動パターンを表現する振動デバイスの活用アイデア

※イヤホンでお聴きください


本プロジェクトは、次世代ゲーム機のコントローラにも「ハプティクスフィードバック技術」として標準搭載されている、最先端の振動デバイスの新たな活用可能性を探索するものです。


この振動デバイスはこれまで世の中になかった技術で、ゲーム機用途以外にも、医療分野から産業機械分野まで、多様な使いみちが考えられると確信しています。

この技術ならではの特徴を活かし、かつこれまでにない新たな体験を実現できるような製品・サービスのアイデアをお待ちしています。

フォスター電機の振動デバイスとは?

この振動デバイスは、例えばゲームの中でプレーヤーが体感するあらゆる触感を再現することができます。それにより、期待できる効果としては、下記2点が実現可能となります。


1) 実際に自分の肌で触るのに近い感覚が得られる

2) 視覚・聴覚と組み合わせることで、リアルなVR世界への没入感を実現

マーケティング部 車載アクチュエータ営業課
主査
宇野 豪
【追加情報:6月8日】
期待する提案として、「医療、メディカル、ロボット・テクノロジー」に関するアイデアを歓迎しております。
また、振動デバイスのサイズ感にご注意ください!指でつまめる大きさではありますが、超小型ではありません。参考動画でサイズ感をご確認いただけます。
フォスター電機の振動デバイスの強み

1.多彩な振動パターン

「ドーン」という100Hzの重い振動からプラスチックコップが潰れる「ペコペコ」という200Hz以上の軽快な振動まで、多彩な表現が実現できます。また、振動に応じてスピーカーのように音を鳴らすことも可能です。

2.優れた応答性

入力信号に素早く反応して振動することが可能です。また、入力信号の変化に対しても優れた応答性を実現しています。

3.静かな動作音

一般的な振動デバイスと比べて圧倒的に動作音が静かなため、利用中のアプリケーションをストレスなく、快適に利用することができます。

このデバイスで表現できる振動パターン

従来の振動デバイスでは表現することができなかった、多彩な振動を表現することができます。

詳しくは下記をご覧ください!

日常的な触覚体験

  • 軽いものが「コツッ」とぶつかる感覚
  • 引っ張られるような感覚
  • コップに水が注がれる感覚
  • 銃を打った時のノックバックの感覚
  • ガムを踏んだような感覚
  • 砂の上を歩く「ザッザッ」いう感覚
  • スケートリンクのようにツルツル滑る感覚
  • 脈が打つように周期的な振動の感覚
  • 風に吹かれているような感覚
  • 車が泥道を走るときの重いずっしりとした感触

その他の振動

  • おかあさんの母体の中のような振動
  • リラックス効果のある振動
  • 集中を促進することができる振動
このデバイスの強みを活かした活用シーン例1
<仮想世界への没入感向上>
あくまでも例ですので、下記の用途には縛られずに提案してください。
むしろ下記以外のアイデアを期待します。
次世代ゲーム機
従来の振動デバイスとは異なり、我々の振動デバイスは軽く鋭いコンコン、コツコツといった動き、ザラザラ、ズルズルといった「感触」を感じられる振動まで再現できるようになりました。
映画館のシート
スクリーンやスピーカー、3Dメガネなどで、より映画に臨場感を加える要素を取り入れています。今までは、視覚や聴覚といった部分に付加価値を出していたところに、振動という新しい感覚を取り入れることで新しい提供価値を生み出すことができます。
胎内体験
NICUにいる赤ちゃんはお母さんと離ればなれとなってしまいます。そこで、フォスター電機の振動デバイスを活用することで、お母さんの母体のなかにいるような体験ができるため、安心して治療を受けることができます。
このデバイスの強みを活かした活用シーン例2
<現実世界での活用>

あくまでも例ですので、下記の用途には縛られずに提案してください。

むしろ下記以外のアイデアを期待します。

より速く直感的な遠隔操作

例えば低遅延かつ大容量な5Gおよび、3軸水晶ジャイロセンサーと組み合わせることで、高精度かつ直感的な遠隔地間医療手術システムも可能になり、僻地医療、途中国での先進医療の提供へのソリューションとなりえます。

視覚・聴覚に頼らない、精密な情報提示

白杖への精緻な触覚フィードバックによって、視覚障害者の方の行動自由度を飛躍的に向上するなどの使いかたも可能です。また、乗り物のハンドルに組み込むことでナビ画面に頼らないナビゲーションが可能です。

マーケティング部マーケティング課
課長
近藤 淳一
上記の活用シーンは世の中に既に出ていたり製品開発が進行中であったりします。これらを超えるような新しい価値や将来創出されるであろう市場を見据えた、より具体的な提案を期待します。
もっと詳しく!
フォスター電機の振動デバイスとは?

↑↑画像をクリックすると拡大されます!↑↑

振動デバイスの構造仕様 動画

振動デバイス自体について詳しく知りたい方はこちらの動画をご確認ください。

企画に求める項目

1.  当該技術を活用する必然性があること

フォスター電機の振動デバイスの特徴と注意すべき点を考慮した企画をご提案ください。


2. 現存する課題や欲求であること

自分や身近な人の実体験か、データの裏付けがあるような、実在する課題や欲求からの提案をお願いします。

3. 有望な市場であること

未来社会において大きな市場と成り得るアイデアや、大きな社会問題への解決に繋がるようなアイデアを歓迎します。

不採用にせざるを得ないアイデア

1. 新規性がなく、単純な振動デバイスの企画

単に製品へ振動デバイスを搭載したり、既存振動デバイスから代替するなど


2. 具体性のない企画

あったら面白いというレベルのフワッとした事業企画、

ターゲットユーザーやその課題、実現方法が含まれていない企画


3. 収益性のボリュームが期待できないビジネスモデルの企画

会社が期待するような売上規模が期待できない提案

例) プロ専用などニーズは強いがニッチ、一過性で継続性がないなど

質問受付中!
  • アイデアを提案済みの方は、自分の提案のメッセージルームから主催企業へ質問してください。フォスター電機の担当メンバーが直接お答えできますので、こちらを推奨しております。
  • アイデアをまだ提案していない方で、どうしてもアイデア提案前にご質問されたい方は上記のフォーム上から質問を受け付けております。
  • 休日の前日または休日中に頂いた質問に関しては、休日明けの回答となります。


Wemake事務局を経由してフォスター電機に質問を送付するため回答が遅くなりますことをご留意ください。

スケジュール

マーケティング部車載アクチュエータ営業課
主査
宇野 豪
文章ベースでコンセプトが固まったら「見せ方」を作りこむ前に私たちに提案してみてください!
本プロジェクトは、
 ①6/13までに投稿されたコンセプトにはフィードバックをする
 ②そのフィードバックをもとに公募期間中は何回でも改善・再投稿して構わないという仕組みになっていて、
2021/4/26(月) ー2021/6/27(日)の期間に、それまでに投稿されたコンセプトを対象として、私たちフォスター電機のプロジェクトメンバーからコンセプトにフィードバックをします。

もちろん、フィードバックをもとに何度も改善したコンセプトのほうが、審査を通過する確率は高まりますので、ぜひ早めにご提案ください!(※ 1人あたりの提案数に上限はありません。)
2021/4/26(月) ~ 2021/6/14(月) 初期提案

募集テーマをよく読んで、中身を考え抜いたコンセプトを提案してください。企業からフィードバックをもらうにはこの期間内の提案が必要です。詳しくはこちらをご覧ください。

2021/6/28(月) 23:59 提案〆切

主催企業の目に留まるとフィードバックが届くので、それを参考に〆切までに提案のブラッシュアップをしてください。提案はこの期日まで受け付けています。

2021/6/29(火) ~ 2021/8/15(日) 一次審査

主催企業による一次審査、及び知的財産権の調査を行い、5~10案のコンセプトに絞り込みます。審査通過者には事前に連絡を差し上げます。

2021/8/16(月) ~ 2021/10/22(金) 改善

一次審査を通過したコンセプトの課題やソリューションの仮説検証を行います。また、Wemake上で一緒に改善を行うチームメンバーを募ることができます。

2021/10月下旬予定 最終審査・結果発表

最終審査では、改善したコンセプトを主催企業に対してプレゼンテーションをしていただきます。受賞したコンセプトは、主催企業にて事業化を目指して動き出します。

賞金

600,000

チームメンバーには 別途20万円(均等割)

1,000,000

チームメンバーには 別途30万円(均等割)

400,000

チームメンバーには 別途15万円(均等割)

50,000

一次審査を通過した 優秀提案対象

受賞対象者が複数になる可能性もございます。

該当作品なしとさせていただく場合がございます。

審査の基準

  • 問題や欲求
    どのような人のどのような問題や欲求にアプローチしますか?それを解決したり、満たす必要性を示すデータや、個人的体験を教えてください。
  • 提供価値
    どのような価値と体験を提供しますか?お客様にお金を払ってでも選んでいただける価値だと言える客観性がありますか?
  • 実現方法
    社会実装に向けて、実現方法や、ターゲットユーザーの体験を考え抜いた商品・サービス提供のあり方を具体化してください。
  • 競合優位性
    既存の商品やサービス、問題に対する既存の解決策とくらべても大きな価値がありますか?

メンバー紹介

  • 小室 志穂実
    営業本部 事業管理部
    次長

  • 近藤 淳一
    マーケティング部
    マーケティング課
    課長

  • 宇野 豪
    マーケティング部
    車載アクチュエータ営業課
    主査

  • 今田 百
    営業本部営業6課
    主査

ご提案に関するよくある質問

    実際の提案はどこまで作り込めば良いでしょうか?
    顧客の課題、ニーズ、価値を具体的に文章で示していればOKです。作り込んだ画像サンプルの作成も不要です。大手企業様主催のプロジェクトが多いため、膨大な量の提案書を作成しなければならないのか、というご質問を多くいただきますが、顧客の課題やニーズが根拠を持って示されていれば、いわゆる事業計画書レベルまで作り込む必要はありません。こちらのページに具体的に提案サンプルをまとめていますので、ぜひご覧ください。
    提案したアイデアの権利はどうなりますか?
    アイデア(コンセプト)が企業により採択(何らかの賞を授与)された場合、ご提案いただいたアイデア(コンセプト)の権利は主催企業に移りますが、受賞されていないアイデアの知財を含む権利は、ご提案者様に帰属したままです。ですので、他のプロジェクトへ再度ご提案いただくことも可能です。詳しくはご提案前にある応募規約をご覧ください。
    提案したアイデア(コンセプト)が選ばれると、主催企業がそのアイデアを具体化してくれるのでしょうか?
    主催企業による一次審査で選ばれたアイデア(コンセプト)の具体化は提案されたユーザーご自身が行います。約2ヶ月間の改善フェーズ期間にアイデア事業化検討に値するレベルまでブラッシュアップしていただきます。
    改善フェーズでは、具体的にどんなことをどのくらいやることが多いですか?
    改善フェーズで行う具体的なアクションについては、こちらに詳しく記載しましたので、ぜひご覧ください。
    共創プラットフォームとありますが、主催企業と共創するのでしょうか。Wemakeと共創するのでしょうか。
    主催企業の担当者、一緒にアイデア(コンセプト)をブラッシュアップしてくれるチームメンバーと共創します。
    コンセプトの初期提案について

    コンセプトの画像は高いレベルで視覚化されているにもかかわらず、コンセプトの方向性が企業の期待するものと異なっているために審査対象に残らないコンセプトが数多くあります。 そのため視覚化は最低限にしておき、考え抜いたコンセプトを先に企業に提案することで、企業が興味を持つ方向性であるかを確認することを推奨しています。


    初期提案をしていただいたコンセプトが、主催企業の目に留まるとフィードバックのメッセージが届くので、それを参考に提案〆切までにコンセプトのブラッシュアップをすることができます。 必ずしも全てのコンセプトに対して行うわけではありませんが、募集テーマに沿った中身のある提案にはできるだけフィードバックをさせていただきます。

    プロセスについて

    1. 受賞コンセプトの社内検討(3ヶ月)

    2. 実現可能性・ビジネス性検証(6ヶ月)

    3. 試作開発・検証(12ヶ月)


    ※ 本プロセスについては、あくまで予定になっております。

    賞金及び決定プロセスについて

    賞金

    最優秀賞:100万円(1点):チームメンバーには別途30万円(均等割)

    優秀賞:  60万円(1点):チームメンバーには別途20万円(均等割)

    特別賞:  40万円(数点):チームメンバーには別途15万円(均等割)

    参加賞:5万円(1次審査を通過した全員に授与されます ※入賞3点は除く)


    ※ 特別賞の受賞件数は確定しておりません。

    ※ 「該当作品なし」とさせていただく場合がございます。

    ※ 賞金に付加される源泉所得税については賞金に含まれるものとします。

    ※ チームメンバーとは、コンセプト改善に進んだコンセプトに対して、参加申請を行い承認された方を指します。

    ※ 万が一、チームメンバーの資格を得たにもかかわらず、コンセプト改善活動に参加していないと主催メーカーが判断した場合には、分配金を受け取る資格を喪失するものとします。

主催企業

フォスター電機株式会社

フォスター電機は、1949年にスピーカメーカーとして誕生しました。 音響変換機器を主力にサウンド・スペシャリストとして音の世界に多くの技術と製品を供給しています。 家庭用オーディオ機器(AV 用スピーカ)を始め、車載用スピーカ、高級Hi-Fi スピーカシステム、 携帯電話/ 携帯オーディオ/タブレット/PC 等の情報機器用小型スピーカやヘッドホン/ ヘッドセット、ブザーなど独創の技術と蓄積されたノウハウをバックボーンに、お客様の期待に応える最高の音と品質を提供しています。 フォスター電機の製品は全世界の様々な製品に採用され、お得意先ブランドの商品を通じて人々や社会に貢献しています。

会社での提案を考えている方へ

提案者が保有する知財・経営資源を含めた提案を行う場合には、応募規約に定める賞金授与による投稿コンセプトの知的財産権の移転とは別に、 コンセプトの実現に必要な知財・経営資源の実施・使用の条件について、プロジェクト主催企業と別途協議するものとします。

提案に含める知財・経営資源の内容については、コンセプトの提案フォームに記述する箇所を設けてありますので、そちらから詳細をご記入ください。

※1. 経営資源とは独自の商品やサービス、技術や知見、ノウハウ等のことです。
※2. 知的財産をお持ちの個人の方も同様に提案することができます。