FROM TEXTILE PROJECT

コッカ主催

テキスタイルで生み出す新しい生活のカタチ

FROM TEXTILE PROJECTコッカがみなさんと共にテキスタイルを活用して、
ライフスタイルを変える新たなプロダクトをデザインするプロジェクトです。

THEME
募集テーマ

テキスタイルは人間に最も近い道具であり、人類の歴史の早い段階から、
家具や衣服という形を介して、人に強く影響してきました。
とはいえ、ここ最近急速に進化する新しいテクノロジーが、
人と人のコミュニケーションやインタラクションの形を大きく変容させつつある一方で、
それらと融けあって新しい体験や文化をもたらすプロダクトが多いとはまだいえません。

IoT関連技術などウェアラブル・テクノロジーが多く生まれ、
テキスタイル自体の機能性も多様化した現代において、
あらためてテキスタイルとテクノロジー、テキスタイルと生活との関係性を見直し、
テキスタイルを活かすからこそ実現できる体験や文化を創りたいと考えています。

テキスタイルにまつわる新しい視点と11種類の機能素材を参考情報として掲載します。
これらにとらわれず、テキスタイルを使った既存のプロダクト・衣服の枠を超えた、
新たな領域に挑戦するプロダクトのデザインを期待しています。

参考情報1
テキスタイルにまつわる新しい視点

仕立てるプロセスのイノベーション

コッカの「3min.」は、服を短時間で自作できるキットです。料理同様、買って食べるのではなく、自分で作って食べる時のおいしさを味わってもらいたいという想いが背景にあります。服を作り、届けるプロセスのイノベーションです。
引用元:http://3min.info

テキスタイルで存在感をデザイン

まとうテキスタイルによって、例えばタキシードのように人や物の存在感だけでなく社会的立ち位置まで変えることができます。Bang&OlufsenによるスピーカーA6は、前面をファブリックで覆うことで家電をインテリアに調和させることに成功しています。
引用元:http://www.beoplay.com/products/beoplaya6

参考情報2
11種類の機能素材

花粉などのアレルゲンを低減する生地

保湿性と乾きやすさを兼ね備えた生地

冷たく感じる生地

風を防ぐ生地

抗菌・防臭・消臭できる生地

虫が嫌う生地

油汚れがつきにくい生地

汚れの落ちやすい生地

シワがつきにくい生地

汗などの水分を吸収して発熱する生地

撥水する生地

and more...

SCHEDULE
スケジュール

コンセプトを企業と創る
2016/8/31(水) ー10/16(日)

まずはラフでの提案

「見せ方」を作りこむ前に、まずはラフな状態でコンセプトを提案しフィードバックをもらいましょう。企業担当者とコミュニケーションを取り、迅速に改善を行うことで、必要な項目がきっちり詰まったコンセプトに仕上げてください。

フィードバックをもらう

提案したコンセプトには、企業担当者からコンセプトの「課題・欲求」と「ソリューション・提供価値」に対してフィードバックが届きます。コンセプトの内容によっては、必ずしもフィードバックがもらえるわけではありません。

〆切までに編集しよう

フィードバックを元に繰り返し改善を行い、〆切までに最高の提案をつくりましょう。コンセプトの編集は一次審査までに何度でもできます。有望な提案には早くから企業担当者がメンターとしてつき、改善を加速します。

説明会

2016/9/10(土)

提案期間

2016/8/31(水) ー10/16(日)

一次審査

2016/10/17(月) ー10/30(日)

コンセプトをチームで改善する
2016/10/31(月) ー12/8(木)

メンバーを見つけよう

コンセプトを公開して共感してくれるメンバーを見つけてチームを組みましょう。あなたのまわりの友人を呼んできたり、コンセプトにコメントしてくれた人を改善に巻き込みましょう。

チームでの作り込み

チームメンバーから使い手としての意見をもらい、メンターと共に作りこんで行きましょう。どう実現するのか、どう事業として採算性を確保するのかなどポイントはたくさんあります。

ドキドキ最終審査

自信満々のコンセプトを主催企業に届けたらあとは結果を待つのみです。

コンセプト公開

2016/10/31(月)

チームでの改善期間

2016/10/31(月) ー12/8(木)

結果発表

2016/12月中旬予定

PRIZE

大賞
商品化検討

+ロイヤリティ契約
大賞は複数点を予定
(詳細は応募要項に記述)

受賞コンセプトは実店舗でテスト販売
2017/1月初旬ー2月中旬

受賞コンセプトは代官山実店舗(http://www.cocca.ne.jp/)で試作の販売を行います。需要が認められたコンセプトは量産に移行し、コッカを通して製造・販売されます。

受賞コンセプトの改善に参加したグループメンバーへの賞金分配については、
「コンセプトをチームで改善する」期間がはじまる10/24(月)までに発表いたします。

MEMBER
メンバー紹介

  • 小名 亮輔
    ホームソーイング分野
  • 宮崎 教示
    デザイナー商品企画
  • 橘 悠人
    小売店事業担当
  • 左近 拓真
    キャラクターライセンス担当
  • 櫻井 愛美
    オリジナル商品企画

SUMMARY
応募要項

ラフ提案について

プレゼンシートやコンセプト自体は非常に高いレベルで視覚化されているにもかかわらず、コンセプトの方向性や、"問い"がメーカーの期待するものとズレているために、落選してしまうコンセプトが多くあります。
この「ラフ投稿」は、より多くのコンセプトが商品化・事業化の対象となるよう、「見せ方」を作りこむ前に、主催企業の社員にコンセプトをラフに共有し、社員から迅速にフィードバックをもらうことで、何度でもコンセプトを改善できる仕組みです。
下記の「コンセプト投稿のポイント」はきっちりと考えたうえで、手書きのスケッチでも構わないのでご投稿ください。8月31日以降、おおよそ2~3日以内に主催企業社員がコメント等でフィードバックを行います。(必ずしも全てのコンセプトに対して行うわけではありませんが、なるべく多くのフィードバックを行います。)また、ラフな段階でコンセプトの評価を行うことはありません。一次審査は投稿締切日である10月16日以降に行います。

求めているコンセプト

1. ライフスタイルを豊かにする、機能性の高いプロダクト
生地が生活を豊かにする、簡単なようで中々難しいです。
生活の一部にすんなりと順応し、日々活用していけるもの。
人々が「感謝・感動」するような、画期的な機能性を希望します。

2. 生地(繊維)がこれまで関わったことのない領域/分野との融合
既に凝り固まった市場にあるようなものではなく、新しい観点から変化をもたらすもの。
ソーイングやアパレルの枠を超えた、新たな領域に挑戦するプロダクトに期待します。

求めていないコンセプト

1. 継続性のないもの
使用機会が極めて限定的であったり、一回切りしか使えないようなものは求めておりません。
日々の生活の中で長く使い続けられる、継続性の高いものを必要としています。
(ただし、着せ替えデザインのようにハードは変えず外のデザインだけを変えて使い続けられるようなものはアリです)

2. 高価格帯のアイテム
あくまで普段の日常生活を豊かにする、という観点でのコンセプトを募集しております。
高級路線に走ったものや非日常的なものは今回希望しておりません。

審査基準

1. 一次審査の評価基準
・CGやイラスト、適切な写真を用いて、コンセプトをわかりやすく表現できていること
・事業化・商品化を見据えた具体性があり、かつテーマに沿って新しい価値のある提案であること

2. 最終審査の評価基準
コッカ内での評価と改善期間中のコミュニティからの評価とを総合して選出します。
大賞の数は1点とは限りません。

ロイヤリティ契約について

製品化されたコンセプトの投稿者及び、そのコンセプトに貢献したコミュニティメンバーに対して、製品の売上金額(コッカが直接販売を行った場合は、本件製品の小売価格がコッカの売上とします。コッカが小売店などを介して本件製品の販売を行った場合は、小売店などに支払う販売手数料などを除した出荷価格をコッカの売上とします。)を基準として算出されるロイヤリティを支払います。ロイヤリティの利率については、投稿者及びコミュニティメンバー合わせて総額で売上に対して2.7%とし、利用規約第21条第3項に基づき配分します。

事業化プロセス

1.受賞コンセプトの社内共有(1ヶ月)
協創したコンセプトを12月の会議にて社内に共有し広く議論します。

2. ポテンシャル検証(半年~1年)
「ニーズ」、「実現技術」、「提供価値」の3点について、そのポテンシャルを検証します。

3. ビジネス化検証プロセス移行判断(1ヵ月)
人員や投資予算を割り当て、本格的に事業開発するかどうかの判断を行います。

応募規約(権利の扱い)

  • 本プロジェクトにおいて、利用規約に規定する条件から変更された条件について以下に記載しています。本プロジェクトにおいて、投稿していただく場合は、利用規約の内容、本プロジェクトの募集要項の内容及び本特記事項の内容にあらかじめ同意していただく必要があります。
  • ユーザーが投稿したコンセプト(以下「投稿コンセプト」といいます。)の製品化が決定した場合、利用規約の定めに関わらず、投稿コンセプト(これに附属する資料も含む。以下同じ。)に関する日本国内外の知的財産権(著作権法第27条及び第28条所定の権利を含む。)は、プロジェクト主催企業に移転及び帰属するものとし、ユーザーはあらかじめこのことを承諾します。
  • ユーザーは、著作者人格権又は実演家人格権を有する場合においても、プロジェクト主催企業、同企業が指定する者及びプロジェクト主催企業から正当に権利を取得した第三者に対し、これらを行使しないものとします。
  • 投稿コンセプトに関する知的財産権の譲渡対価は、製品化決定後(製品化決定とは、主催企業にて商品の発売日が決定した時点のこと)にプロジェクトの募集要項に定めたロイヤリティ報酬をもって、充てるものとします。ユーザーは、賞ほかその他の金銭的給付を請求しないものとします。
  • 事前審査の段階で、プロジェクト主催企業が投稿コンセプトに関する知的財産権を取得する場合があります。この場合における知的財産権を受ける権利をプロジェクト主催企業に帰属させることの対価については、製品化が決定したコンセプトである場合、募集要項に定めたロイヤリティ報酬をもって充てるものとしますが、製品化が決定したコンセプトでない場合、主催企業が別途協議の上で決定します。
  • 投稿コンセプトが、オリジナルに制作されたものであること及びそれらのコンテンツが第三者の所有権、著作権、産業財産権、肖像権及びその他一切の権利を侵害しないことを主催企業に対して保証するものとします。
  • 投稿コンセプトが、オリジナルでない、もしくは第三者の知的財産権の侵害となる場合(投稿後に侵害となった場合を含む)は、受賞結果発表後であっても受賞を取り消す場合があります。

参考情報

コッカでは、2016年6月に、3min.というプロジェクトをspoken words project のデザイナー、飛田正浩さんと一緒にはじめました。(http://3min.info) これは3分で服が作れちゃうくらい、簡単にシンプルに作ろうよ、というのがコンセプト。3分クッキングならぬ「3分ソーイング」。 できあがった服を買うのではなく、自分で作る。それは、料理を買って食べるのではなく、自分で作って食べる時のおいしさと、似ているかもしれない。自分で作れば、たとえ簡単なものだって自分テイストになる。という意図があります。

ENTRY
提案

みなさまの提案をお待ちしております

以下の情報を準備し、Wemake上の投稿フォームからご提案ください。
・コンセプトの画像1枚以上(CG/写真など)
・コンセプトの説明(タイトル・課題や欲求・ソリューションと提供価値)

主催企業

コッカ
株式会社コッカは、プリント生地を中心にお客様の様々なニーズに対応する総合テキスタイルメーカーです。ファッションプリントの分野において、常に業界をリードする企業の責任と役割を果たしてきました。私たちは事業を通じて感性でみずみずしい文化生活を創造し、「楽しく、より豊かに」をモットーに、お客様に感動され、感謝し、社会に貢献できる企業を目指しています。

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