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あなたがあなたの最高を手にするSNS『LIKSIC』

価値あるコミュニケーションを実現する近未来のソリューション
投稿 : 2016/1/8(金) /  公開

投稿者

徳山 慎太郎
投稿者

あれこれ構想を考えるのが好きです。

課題や欲求

グーグルの先頭から検索するか、最後尾のページから検索するかということを考えた時、
後者の方法を取る人は先ずいないと思いますが、今までのSNSのタイムラインを完成させる方法がこれでした。
更に言えば最後尾から先頭に向かっても、その途中の取りこぼしが数え切れないのが従来のSNSです。

そこで最初から完成状態であるような、必然(先頭)から偶然(最後尾)に降りていくようなSNSを考えました。

ソリューションと提供価値

当プロジェクトは『LIKSIC(ライクシック)』という新規SNSのプロジェクトです。
昨今のタイムライン形式のSNSは、例えばツイッターにしてもフェイスブックにしても、
『人のフォロー・リフォロー』で基本的な形は成り立っています。
この場合、一度趣向の近い相手を見つけてしまえば後はそれだけを追えばいい状態になりますが、
逆に言えば『それ以上追わない(=それ以上フォローしない)状態』にもなり得ますし、
しかし他にフォローすべき相手は無数の星のように散らばっている訳です。

この全ての星を手にすることができ、且つそれ以外の全てを取り除くことができたなら、
それはその人にとって最高のタイムラインになる可能性が高いのではないか。
しかし全ユーザーからその全ての星を見つけ出し、
ひとつひとつ全て手に取るのは先ず不可能なので、
タイムラインを自動的に最高の姿にキュレーションする仕組みを構築できないか。
そういうことを考えていくうちに、このプロジェクトは立ち上がっていきました。

SNSとしての肝は『タグスライダー』及びそれによる『タイムラインスケーリング』です。
これにより『最適なタイムラインを自動でキュレーションし、その深さを手動で定義できる』ようになり、
ありとあらゆる好きなもの(タグ)をプロフィールに紐付けていけば、
完成状態のタイムラインに始まり、未完成状態(偶然の出会い)に降りていくことが可能です。
今までのSNSと真逆の構造を実現するこのタイムラインスケーリングは、
これからのSNSのひとつのターニングポイントになる可能性も秘めています。

誰に向けて発信しているのか分からなくなるようなブログやSNSではなく、
自分の心からの発信が共感を得るところに総じて届くこの仕組みにより、
近未来に『最大深度のSNS』を完成させ、他とは一線を画す『深みのSNS』を目指します。