外国人や難聴者に対して、言葉のコミュニケーションをサポートするデバイス

価値あるコミュニケーションを実現する近未来のソリューション
投稿 : 2016/1/26(火) /  公開

投稿者

H.AONUMA
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家電メーカーで商品開発や品質保証の仕事をしていました。商品の信頼性や安全性の重要性についてはいろいろ学んできました。商品企画のアイデアを提案できることを楽しんでいます。

課題や欲求

日本語がわからない外国人旅行者に対して、日本での周囲の会話を母国語の文字でスマホに表示する。また日本語の表示をスマホのカメラで移すと、母国語に変換してくれるデバイスを商品化することで日本を訪問する外国人の不安を解消する。
 日本人の難聴者は災害時のアナウンスが聞き取れないので、周囲の会話やアナウンスを文字でスマホ上に表示することで何が起きているのか、どんな指示が行われているのかが理解できる。

ソリューションと提供価値

日本を訪れる外国人は年々増加傾向にあるが、日本旅行における最大の障害は言葉のコミュニケーションではないか。特に地方では必ずしも外国語の表示が十分ではないほか、交通機関の遅れなど言語による重要な情報や災害時の指示も理解できない状況となっている。もちろん同じ悩みは海外に行く日本人にも共通する。また欧州では中近東からの難民が欧州へ大量に避難しており、言語を超える機能はグローバルに必要とされている。
 同様に日本にいる難聴者にとっても外出すると、周囲の会話や災害時のアナウンスは聞き取れないことから、どのような指示がされたのかを日本語で表示する機能を持つスマホを商品化したい。
 さらに健常者には聞き分けられる複数の人の会話をスマホ上で色の異なる文字で表示することで、健常者とほぼ同様の聴力機能を持たせたい。
 技術的にはドコモのiコンシェルジュなど、一般的な音声を認識し、適切に言葉を判断するソフトが実用化されている。但し、複数の人の声をトレースできるだけの技術には至ってないように思われるので、個人の特徴を捉えてトレースできるような技術が必要になると思う。
 また音声認識した言語を別の言語に翻訳する際にどれだけの言語を対象とするか考える必要がある。この機能は世界中で重要性を増すものと思われるので、日本だけでなく海外各国の技術者との協力が欠かせない。

 世界中の人がグローバルに移動する時代となり、外国人とのコミュニケーションはますます重要となっている。技術の力で言葉の壁を破ることでお互いの理解を深め、人種間の紛争を少しでも減らしたい。