Hondaが手掛ける「新事業創造」プロジェクト

本田技研工業株式会社主催

最優秀賞

未公開

道路温度データを活用して環境と生活を改善サポート

トミー
投稿者

西本大紘
チームメンバー

審査講評
モビリティデータを利用して道路の輻射熱を推定し、ヒートアイランド現象の解決に向けた評価や改善を行うというアイデアをご提案をいただきました。 ヒートアイランド現象という今後ますます深刻になるであろう課題に向き合っている点、モビリティデータを用いることで現状把握のコストを低減できる可能性を高く評価し、今回大賞とさせていただきました。 具体的な対策の実施はHonda単独では難しく様々なパートナーと協業する必要はありますが、今後積極的に検証を進めていきます。

優秀賞

未公開

子ども110番のくるま

横山 なほ子
投稿者

Hal
チームメンバー

岡 英典
チームメンバー

sho
チームメンバー

審査講評
お子様の通学や習い事の送迎に伴う不安を、その地域を走る車両で見守ろうというアイデアをご提案いただきました。 共働き世帯が増える現代社会における顧客課題を明確に捉えていること、モビリティでお客様や社会の役に立ちたいというHondaの思いと一致することが高評価となりました。 想定しているサービスが顧客課題を解消できるものなのか、ユーザーの受容性がどれほどあるのかを検証していきます。

特別賞

未公開

車窓からウェルビーイング

cat
投稿者

ak
投稿者

SK-Ⅱ
チームメンバー

審査講評
ストレスに起因する健康不安を感じている方々をターゲットとし、そのストレスを緩和したり前向きな気持ちにさせてくれるソリューションをご提案いただきました。 最近何かと話題になっている”ウェルビーイング”について、Hondaならではの視点で価値の定義を行ったこと、車の利用者がウェルビーイングな状態であるためにモビリティデータを活用した価値を複数ご提案いただいたことが高評価となりました。それらの提供価値を順に実現することで、個人だけではなく世の中全体を活性化したいという思いがHondaの思いと合致しました。 ターゲットを明確化することでよりソリューションの精度が上がり、事業化に向けた具体的な検討ができると考えます。

特別賞

未公開

道路公害ゼロを目指した環境アセスメントツールの構築および道路設計支援ツールの開発

近藤佑哉
投稿者

審査講評
モビリティデータを使って環境アセスメントを効率化するアイデアをご提案いただきました。 環境アセスメントはインフラ等の大規模な建築の際に必要なもので、現地における長期かつ多様な調査業務を、モビリティデータを活用することで効率化できる可能性が高評価となりました。 今回のご提案ではまだ仮説が多く残るため、引き続き検証を進めていきたいテーマと考えています。

特別賞

未公開

SafetyRouteProjection~嫌な道を回避する~

門倉 麻実
投稿者

GreatScott
チームメンバー

jin.ue
チームメンバー

president@yaip
チームメンバー

審査講評
自動車の運転に不安がある方々をターゲットに、安全なルート選択を提供するソリューションをご提案いただきました。 時間や料金を重視したルート案内が一般的ですが、”安全”という選択肢を提供するというアイデアが、2050年に交通事故死者0を目標に掲げるHondaの思いと一致することが高評価となりました。 ビジネスモデルおよび市場ニーズには仮説が含まれるため、より多くの意見を取り入れながら、どのような形で市場に出すのかを整理する必要はあると考えます。

総評

この度は「Hondaが手掛ける新事業創造プロジェクト」へ多数のアイデアをご提案いただき誠にありがとうございました。

ここ数年、Honda社内でも新規事業の創造にトライしてきましたが、今回は既存の自動車メーカーの常識を超えるような新しい着眼点に期待してアイデアを募集させていただきました。半年前に本プロジェクトをスタートした際は、モビリティデータを活用した新しいソリューションの創出というテーマは、やや応募のハードルは高いと考えていましたが、結果的に一次選考では160を超える多くのアイデアをご提案いただきました。その中でも特に新規性やモビリティデータとの親和性が高いと見込んだ9案を、弊社メンターも含めたチームが一丸となって検討を重ね、我々Honda社内だけでは難しい高いレベルまで練り上げることができました。応募者の皆様におかれましては、お忙しい中でアイデアの精度を高めていただいたことに心より御礼申し上げます。

本プロジェクトの終了後も、今回の受賞アイデアから得た貴重な着眼点を活かして、社会がより良くするソリューションの事業化に向けて、企画の精度を更に高めて参りたいと考えております。

最後に、今回アイデアをご応募いただいた全ての皆様、Wemakeスタッフの皆様に御礼申し上げます。今後とも弊社および弊社のサービスにご関心を賜りますと誠に嬉しく存じます。