騒音のなかでも、音声だけを聞きとれるマイクの活用アイデア募集

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騒音のなかでも、音声だけを聞きとれるマイクの活用アイデア募集

賞金総額 3,000,000円
提案〆切まで 終了
採用点数 3案予定
主催企業 TDK株式会社
募集内容

騒音下で音声だけを聞きとれるマイク技術を活用して、世の中の困りごとを解決するプロダクト/サービスのデザイン

提案締切日2022/5/29(日) 23:59
求めること

・TDKの小型マイク技術を使う必然性があること

・TDKの小型マイクで解決する課題やニーズが明示されていること

・マネタイズモデルが明確で、事業が成立する根拠があること

・TDKがこれまで取り組んでいない市場で成長が見込めること

受賞後の扱い

多様な生活者、多様の業種業界の⼈の現場にある、音に関わるニーズを収集し、そのニーズに応える製品コンセプトを打ち出します。事業化に向けて、開発を実施いたします。

技術・知財本部
武原 夕雪
「技術関連プロジェクトはお門違い....」
そう思ったそこのあなた!待ってください!
技術に詳しくないあなたのアイデアこそ、我々が必要としているものです。開発者では見えない、知らない使いみちを皆さんなら必ず知っていると思います。

技術の強み・使い方の例などは詳しく丁寧に説明いたしますので、ぜひ「あんなことに使えるかな?」と私達にアイデアをぶつけてください!

【2022/04/18追記】
B2Bビジネス、法人からの提案をもっと期待しています。また、誰が何に対して、どのくらいお金を払うのか、その根拠は何か、ということについて論拠がない提案は採用できませんのでお気をつけください。
騒音のなかでも、騒音に含まれる音声だけを聞きとれるマイクの活用アイデア

騒がしい環境下でも、そのなかに含まれる音声だけをきれいに取り出すことが出来る(=雑音だけを消すことができる)、とても小さなマイクの活用アイデアや、それを発展させた事業アイデアを求めるプロジェクトです。人の声はもちろん、それ以外の音を抜き出すことも可能です。

本プロジェクトでは、多様な生活者や業種業界の現場にある、音に関わるニーズを収集し、そのニーズに応える製品コンセプトを共創することを目指しています。

法人からの協業提案を歓迎しています、ぜひご提案・ご相談ください!

音認識、音声再生など、音にかかわっていらっしゃる企業さまからの法人提案を歓迎します!!

協業を視野にいれた、または、展開次第では協業の可能性のある、該当企業にお勤めの方からの個人提案も大歓迎です!

技術・知財本部
橋本 勉
騒音のなかでマイクを使おうとしてうまくいかず、あきらめた経験はありませんか?
雑音が邪魔で、データ収集を諦めていたことはございませんか?

TDKの小型マイク技術では、
人の音声以外でも、雑音のなかから所望のデータだけを取り出すことができます。
ノイズがあるため、あきらめていたデータ収集用途はございませんか?
本プロジェクトでは、TDK小型マイクロホンとその信号処理を活用して、新しい”音”体験を実現するBtoBもしくはBtoBtoCのプロダクトやサービスを共創したいと考えています。
この技術の凄いところ

大騒音でもクリアに聞こえる

大音響下でも音源の近くにもマイクを配置することができる場合、騒音に含まれる音声を取り出せます。騒音レベルが100db以上だと音声をマイクで聞き取れないケースが発生します。

リアルタイムで使える

録音した音声ではなく、今聞こえている音声からリアルタイムで特定の音声を抽出できます。

このリアルタイム性やノイズ低減効果は調整可能です。

米粒ほどの小ささ

米粒ほどのサイズで消費電⼒も⼩さいため、例えばVRゴーグルに装着すればゴーグル側のコンピュータと電源を使ってマイクを稼働させることも可能。

遠くの音を拾える

騒音下で音声だけを聞きとれるマイク技術を活用して、ノイズがあっても遠くの⾳を拾えることが強みです。

騒音に含まれる雑音を消すことができる、という技術ですので、騒音のなかに複数人の話し声がある場合、そのなかの特定の人の声だけ取り出すのは難しく、また複数人の声のなかで、どれが誰の声かを判別することも難しいという点にご留意ください!

強みを活かした使用例

WEB会議で全員活躍できる

APD=聴覚情報処理障害の⼈は全⼈⼝の2-3%存在すると⾔われる。「雑⾳の中では話が聞き取れない」⼈がビジネスシーンで活躍できる。

図書館や新幹線で電話可能

これまでは会話する際に相⼿に聞こえるように話す必要があったが、図書館のような静かにしなくてはならない場所でも移動せずに電話できるようになる。

微かな悲鳴を拾える

災害時に遠くで微かに聞こえる声を抽出することができたり、電⾞内の痴漢⾏為等において⼩さい声で助けを呼ぶ声を拾える。

⾵があってもクリアな⾳

野外のライブでも⾵切り⾳が⼊らずに声がクリアに聞こえる。外の空気を吸いながら会議を実施することもできるようになる。

提案にあたっての必須要件

当該技術を活用する

必然性があること


TDKの小型マイクの特徴(小型/軽量/低消費電力など)を考慮し、既存のマイクや音声処理技術など他の技術や他社のソリューションでは代替できない提案であること

実在する課題や欲求を

解決していること


顧客やその課題が明確であり、苦しんでいることが自分や身近な人の実体験もしくはデータによって裏付けられていること、それを解決する提案であること

マネタイズモデルが明確で

事業性に根拠があること


お客様のユーザー体験から逆算して考えられた、適切なマネタイズモデルでマイク本体とそのソフトウェアを販売できること

新規市場で将来的な

事業規模が見込めること


現状は市場が存在しない、あるいは市場が小さくても問題ありませんが、将来的に成長が見込める新規市場に投入できること


技術・知財本部
木下 聡
本プロジェクトではBtoBもしくはBtoBtoC向けのビジネスプランを求めています。
例えばオフィスグリコのようなBtoBtoCのプランの場合、エンドユーザーのメリットだけを考えるのではなく、それを導入する会社側のメリットを設計いただくことをお忘れなくお願いいたします!

【どうして社員は使いたくなるのか】
社員(もしくは企業)にとってメリットがあることでも、活用されなければ意味がありません。提案における提供価値に加えて、なぜ社員が「使いたくなるのか」「継続的に使うのか」といった視点を考慮してください。

【導入する企業にとってのメリットは】
社員にとってのメリットは記載されていますが、企業側の視点が抜けているものがあります。提案するサービスの使い手は社員であっても、導入の判断やコスト負担は企業(もしくは部署)になるため、なぜ企業が活用するのかという説明をしてください。
採用できない提案
    • お金を払いたくなる価値、市場の成長性、他社優位性について論拠がない提案
    • 思い付きレベルの提案や想いを語るだけの提案
    • 誰が何に対して、どうお金を支払い、どう収益を上げるのかについて論拠のない提案


・一般消費者向けにTDKが直接サービスや製品提供する提案(BtoBtoC向けの提案はOKです)

・本技術を使う必然性が論理的に説明されていない提案

・持続的な収益性を期待しにくい提案

・軍事用機器・医療用機器・原子力関係機器・電熱用品、燃焼機器

スケジュール

技術・知財本部
中野 睦美
文章ベースでコンセプトが固まったら「見せ方」を作りこむ前に私たちに提案してみてください!
本プロジェクトは、
 ①5/5までに投稿された有望コンセプトにはフィードバックをする
 ②そのフィードバックをもとに公募期間中は何回でも改善・再投稿して構わないという仕組みになっていて、
提案締切の10日前までに投稿されたコンセプトを原則対象として、私たちTDKのプロジェクトメンバーからコンセプトにフィードバックをします。

もちろん、フィードバックをもとに何度も改善したコンセプトのほうが、審査を通過する確率は高まりますので、ぜひ早めにご提案ください!(※ 1人あたりの提案数に上限はありません。)
2022/3/29(火) ~ 2022/5/5(木) 初期提案

募集テーマをよく読んで、中身を考え抜いたコンセプトを提案してください。企業からフィードバックをもらうにはこの期間内の提案が必要です。詳しくはこちらをご覧ください。

2022/5/29(日) 23:59 提案〆切

主催企業の目に留まるとフィードバックが届くので、それを参考に〆切までに提案のブラッシュアップをしてください。提案はこの期日まで受け付けています。

2022/5/30(月) ~ 2022/7/8(金) 一次審査

主催企業による一次審査、及び知的財産権の調査を行い、5~10案のコンセプトに絞り込みます。審査通過者には事前に連絡を差し上げます。

2022/7/9(土) ~ 2022/9/21(水) 改善

一次審査を通過したコンセプトの課題やソリューションの仮説検証を行います。また、Wemake上で一緒に改善を行うチームメンバーを募ることができます。

2022/10月初旬予定 最終審査・結果発表

最終審査では、改善したコンセプトを主催企業に対してプレゼンテーションをしていただきます。受賞したコンセプトは、主催企業にて事業化を目指して動き出します。

賞金

500,000

チームメンバーは別途15万円均等割となります。

1,000,000

チームメンバーは別途25万円均等割となります。

300,000

チームメンバーは別途10万円均等割となります。

70,000

チームメンバーは別途3万円均等割となります。

受賞対象者が複数になる可能性もございます。

該当作品なしとさせていただく場合がございます。

審査の基準

  • 問題や欲求
    どのような人のどのような問題や欲求にアプローチしますか?それを解決したり、満たす必要性を示すデータや、個人的体験を教えてください。
  • 提供価値
    どのような価値と体験を提供しますか?お客様にお金を払ってでも選んでいただける価値だと言える客観性がありますか?
  • 実現方法
    社会実装に向けて、実現方法や、ターゲットユーザーの体験を考え抜いた商品・サービス提供のあり方を具体化してください。
  • 競合優位性
    既存の商品やサービス、問題に対する既存の解決策とくらべても大きな価値がありますか?

メンバー紹介

  • 技術・知財本部
    応用製品開発センター
    ソフトウェアソリューション開発部
    部長
    橋本 勉

  • 技術・知財本部
    応用製品開発センター
    ソフトウェアソリューション開発部 
    第一開発室 室長
    木下 聡

  • 技術・知財本部
    応用製品開発センター
    ソフトウェアソリューション開発部
    第一開発室
    中野 睦美

  • 技術・知財本部
    応用製品開発センター
    ソフトウェアソリューション開発部
    第二開発室
    武原 夕雪

  • 技術・知財本部
    応用製品開発センター
    ソフトウェアソリューション開発部
    第一開発室
    藤井 敏弘

  • 技術・知財本部
    応用製品開発センター
    ソフトウェアソリューション開発部
    第一開発室
    土岐 将吾

ご提案に関するよくある質問

    実際の提案はどこまで作り込めば良いでしょうか?
    顧客の課題、ニーズ、価値を具体的に文章で示していればOKです。作り込んだ画像サンプルの作成も不要です。大手企業様主催のプロジェクトが多いため、膨大な量の提案書を作成しなければならないのか、というご質問を多くいただきますが、顧客の課題やニーズが根拠を持って示されていれば、いわゆる事業計画書レベルまで作り込む必要はありません。こちらのページに具体的に提案サンプルをまとめていますので、ぜひご覧ください。
    提案したアイデアの権利はどうなりますか?
    アイデア(コンセプト)が企業により採択(何らかの賞を授与)された場合、ご提案いただいたアイデア(コンセプト)の権利は主催企業に移りますが、受賞されていないアイデアの知財を含む権利は、ご提案者様に帰属したままです。ですので、他のプロジェクトへ再度ご提案いただくことも可能です。詳しくはご提案前にある応募規約をご覧ください。
    提案したアイデア(コンセプト)が選ばれると、主催企業がそのアイデアを具体化してくれるのでしょうか?
    主催企業による一次審査で選ばれたアイデア(コンセプト)の具体化は提案されたユーザーご自身が行います。約2ヶ月間の改善フェーズ期間にアイデア事業化検討に値するレベルまでブラッシュアップしていただきます。
    改善フェーズでは、具体的にどんなことをどのくらいやることが多いですか?
    改善フェーズで行う具体的なアクションについては、こちらに詳しく記載しましたので、ぜひご覧ください。
    共創プラットフォームとありますが、主催企業と共創するのでしょうか。Wemakeと共創するのでしょうか。
    主催企業の担当者、一緒にアイデア(コンセプト)をブラッシュアップしてくれるチームメンバーと共創します。
    コンセプトの初期提案について

    コンセプトの画像は高いレベルで視覚化されているにもかかわらず、コンセプトの方向性が企業の期待するものと異なっているために審査対象に残らないコンセプトが数多くあります。 そのため視覚化は最低限にしておき、考え抜いたコンセプトを先に企業に提案することで、企業が興味を持つ方向性であるかを確認することを推奨しています。




    初期提案をしていただいたコンセプトが、主催企業の目に留まるとフィードバックのメッセージが届くので、それを参考に提案〆切までにコンセプトのブラッシュアップをすることができます。 必ずしも全てのコンセプトに対して行うわけではありませんが、募集テーマに沿った中身のある提案にはできるだけフィードバックをさせていただきます。

    プロセスについて

    1. 受賞コンセプトの社内共有(1ヶ月)

    2. 実現可能性・ビジネス性検証(6ヶ月)

    3. 試作開発・検証(12ヶ月)

    4. 製品開発(12ヶ月~)

    *スケジュールは変更する可能性があります。

    賞金及び決定プロセスについて

    最優秀賞:100万円(1点):チームメンバーには別途25万円(均等割)

    優秀賞:  50万円(1点):チームメンバーには別途15万円(均等割)

    特別賞:   30万円(1点):チームメンバーには別途10万円(均等割)

    ファイナリスト:7万円(7点):チームメンバーには別途 3万円(均等割)

    (入賞をのぞく一次審査を通過した提案対象)


    ※入賞とは、最優秀賞・優秀賞・特別賞を指します。

    ※ 「該当作品なし」とさせていただく場合がございます。

    ※ 賞金に付加される源泉所得税については賞金に含まれるものとします。

    ※ 複数人でひとつのコンセプトを投稿する場合、共同投稿者を設定できます。共同投稿者の参加人数により、賞金が均等に分配されます。

    ※ チームメンバーとは、コンセプト改善に進んだコンセプトに対して、参加申請を行い投稿者・企業の双方に承認された方を指します。

    ※ 共同投稿者とチームメンバーは賞金分配のルールが異なります。

    ※ 受賞したコンセプトのチームメンバーにはチームメンバー賞金が支払われます。

    ※ 原則として、チームメンバー賞金はメンバー人数での均等割となります。

    ※ 一方で、メンバーによって稼働量や貢献度に差があり、均等割が妥当でないと感じられるときは、傾斜分配も可能です。ただしその場合には事前に投稿者とメンバー間で協議いただき、合意にいたることが条件となります。円満に合意できなかった場合には均等割となります。

    ※ ​​万が一、チームメンバーの資格を得たにも関わらず、コンセプト改善活動に参加していないと主催企業、またはWemake運営事務局が判断した場合には、当該チームメンバーは、賞金の拝受資格を喪失するものとします。

主催企業

TDK株式会社

TDKは磁性技術で世界をリードする、総合電子部品メーカーです。 みなさんが手にしている身近な製品の内側で今日もTDKの多種多様な電子部品が活躍しています。

会社での提案を考えている方へ

提案者が保有する知財・経営資源を含めた提案を行う場合には、応募規約に定める賞金授与による投稿コンセプトの知的財産権の移転とは別に、 コンセプトの実現に必要な知財・経営資源の実施・使用の条件について、プロジェクト主催企業と別途協議するものとします。

提案に含める知財・経営資源の内容については、コンセプトの提案フォームに記述する箇所を設けてありますので、そちらから詳細をご記入ください。

※1. 経営資源とは独自の商品やサービス、技術や知見、ノウハウ等のことです。
※2. 知的財産をお持ちの個人の方も同様に提案することができます。